日本脳卒中データバンク

よくある質問

症例登録について
Q1:登録対象の患者を教えてください。

研究計画書の「3.1.対象」(以下に転記します)に該当する患者様をなるべく悉皆的にご登録下さいますようをお願いいたします。
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3.1.対象
2002年1月1日以降に研究対象施設で入院治療した発症から(一過性脳虚血発作の場合は最後の発作から)7日以内の脳卒中(脳梗塞、一過性脳虚血発作、脳出血、くも膜下出血)患者を対象とする。一過性脳虚血発作は、虚血が原因と考えられる短時間の局在性脳機能障害、網膜機能障害による発作。症状持続時間が24時間以内のもので、画像上の病変の有無は不問とする。脳梗塞には急性発症の眼虚血症候群、網膜中心動脈閉塞症、網膜動脈分枝閉塞症を含む。

Q2:症例登録の対応期限(データ提出期限)はありますか?また、1年後追跡データまで含めて提出したほうがよいですか?

旧事務局で運用されていたシステム「脳卒中入院台帳」データについては2017年5月29日までにご提出下さい(対応終了済み)。
昨年10月にリリースしましたMCDRSまたはFileMaker「脳卒中症例登録システム」でのご登録期限につきましては、今後ご案内いたします。
退院時が生存の場合、3ヵ月後と1年後の追跡データをご登録いただきますが、退院時点で一旦、ご登録をお願いいたします。3ヵ月後と1年後につきましては、退院1年後にまとめてご登録いただいて構いません。

Q3:ウェブ版とFileMaker版のどちらを使えばよいですか?

どちらを選択いただいても構いませんが、入力作業をいただく場所にてインターネットを使えない場合、FileMaker版をお使い下さい。FileMaker版のファイルを複数端末で共有利用される場合にはソフトをご購入いただく必要がござます。
なお、FileMaker版には退院サマリーを作成できる機能があります。日常診療にもお使いいただけるよう疾患に依存しないフォーマットも用意しています。ご自由にお使い下さい。

Q4:データ項目の定義がわかりません。

例えば、「脳卒中教育」について、その教育内容を教えてほしい、といった項目の定義が不明な場合、ひとまず事務局までご連絡下さい。現在、データ項目定義書を準備しているところですが直接お問い合わせいただけますと幸いです。

Q5:全項目を入力するのですか?

必ずしも全項目を入力いただく必要はございません。登録項目は、全施設において登録する必要がある最小限の必須項目と、協力可能な施設のみが行う詳細項目に分けております。
必須項目の入力が完了した段階で本登録は可能です。

Q6:退院後追跡データの入力は必須ですか?

未入力でもシステムからアラートは表示されませんが、治療のアウトカムを評価するためご入力をお願いします。

Q7:同一患者が複数回入院されている場合の登録方法を教えてください。

同一患者が複数回入院されている場合、1入院ごとに登録をお願いします。退院後追跡期間中の再発入院は、追跡データでなく別のレジストリIDで新規に登録をお願いします。その際、初回入院時の追跡データの入力は省略いただいて構いません。

症例登録システムについて
【MCDRS】

Q1:ログインID/パスワードがわかりません。

MCDRSのログインページの「ログインIDもしくはパスワードを忘れた場合こちら」より再発行申請ができますのでご利用下さい。

【MCDRS】

Q2:入力したはずの症例が症例検索画面で表示されません。

通常は、症例登録時と違うユーザでログインを行うとその症例は表示されません。症例を編集・閲覧できるのは、その症例を登録したログインユーザのみとなります。
他のログインユーザが登録した症例を編集、閲覧したい場合は、事務局へ権限変更を依頼下さい。

【MCDRS】

Q3:間違えて削除してしまった症例データを元に戻すことはできますか?

できません。入力した症例を削除するときはご注意下さい。

【MCDRS】

Q4:「セッションタイムアウトエラー」が発生しました。

180分間システムへのアクセスがないと、ログインが無効になります。特に症例入力時など、それまで入力した未保存データも消えてしまうため、入力が長引きそうなときは、こまめに一時保存等を行ってください。

【MCDRS】

Q5:ウェブ画面から手入力でなく、データファイルのアップロードで症例登録できますか?

可能です。詳しくは「【脳卒中DB】MCDRSインポートファイル定義書」もしくは「【脳卒中DB】FileMakerフィールド仕様書」をご確認下さい。

【MCDRS】

Q6:どのブラウザを使ったらよいですか?

以下のブラウザをお使いください。これら以外をご利用いただいた場合、画面表示が崩れてしまい正常に動作しない可能性があります。
■ Internet Explorer 10.0以上
■ Safari 6.0以上
■ Google Chrome 48.0以上

【FileMaker】

Q7:ファイルメーカーをインストールしてなくても使えますか?

ランタイム版と呼ばれるプログラムを実行いただくことで症例登録を行えます。
ただし、共有利用できずスタンドアローンでの運用となります。また、「脳卒中症例登録システム Ver.1.0.exe」を起動いただいた際にエラーが表示され正常に起動しない場合があります。その場合は、以下をご確認下さい。
・病院のPCの場合、「.exe」ファイルの使用が禁止されている可能性があります。システム管理者に「.exe」ファイルの使用ができるかご確認下さい。
・Windows32bitのPCをお使いの場合、NET Framework 4.5がインストールされて いないことがあります。WindowsをアップデートしてNET Framework 4.5をインストールしてください。

【FileMaker】

Q8:インストールしているファイルメーカーが古いバージョンでも使えますか?

FileMaker ver.12対応版、ver.13以上対応版の症例登録システムを用意しています。ver.11以下ではご利用できませんので、ソフトをご用意いただくかランタイム版をご利用下さい。

【FileMaker】

Q9:Macでも使えますか?

はい、Macでもご利用いただけます。

【FileMaker】

Q10:退院サマリーを作成しないとならないのですか?

いいえ、退院サマリーを作成いただく必要はございません。ご登録いただいたデータを退院サマリーの作成に二次利用できるオプション機能です。日常診療にもお使いいただけるよう疾患に依存しないフォーマットも用意しています。ご自由にお使い下さい。

【FileMaker】

Q11:「患者ID」は何を入力したらよいですか?

特に指定はありませんがカルテ番号をご入力いただければ対応表として活用いただけます。レジストリーには登録されません。

【FileMaker】

Q12:「患者氏名」や「生年月日」は登録項目なのですか?

患者氏名や生年月日はいずれもレジストリーには登録されませんが、生年月日は年齢計算等に使用されますので入力をお願いいたします。患者氏名は退院サマリー機能への反映と施設内で識別しやすいように設定しています。

その他
Q1:責任者や担当者の体制変更や連絡先変更はありませんが、返送が必要ですか?

お手数をおかけし恐縮ですが、変更がない場合でもご返送をお願いいたします。

Q2:施設調査は何に使われるのですか?

脳卒中診療の実施体制に関する設問は診療の構造的な実態を把握させていただく目的で、また登録システムの利用状況および倫理対応状況については今後の事務局活動の参考とさせていただきたく調査をさせていただいております。なお、収集した情報は、個々の施設が識別可能な状態で公表することはございません。

Q3:登録した当院のデータは利用できますか?また、全施設分のデータを利用して研究したい場合は、どのような手続きが必要ですか?

貴院にてご登録いただきましたデータは貴院のユーザーアカウントにてダウンロードでき研究等にご利用いただけます。
全施設分のデータを利用されたい場合は、前年度調査のデータクリーニングが終了後、研究を公募しますので、データ利用申請を行って下さい。

Q4:当院も日本脳卒中データバンクに参加したいのですが、どのような手続きを行えばよいですか?

まずは事務局へご参加の意思をご連絡下さい。参加申込書を送付いたします。データ項目等を知りたい場合はその旨お申し出いただければ資料をお送りいたします。