日本脳卒中データバンク

お知らせ

症例登録のご案内

日本脳卒中データバンク参加施設
責任者・実務担当者・事務担当者の皆様

師走の候、皆様におかれましては益々ご清祥のことと存じます。
さて、2019年症例の登録データのご提出と明年のご登録に関してご案内申し上げます。

           記

1)2019年症例の登録データのご提出に関して

■登録対象症例
2019年1月1日 ~ 2019年12月31日までに退院された症例
註:2018年以前の退院症例で登録漏れや本登録が済んでいない症例がある場合はバージョン1.2の画面よりご登録をお願いいたします。

■ご提出期限
2020年3月31日(火)17時まで
註:年末に退院された症例を漏れなくご登録いただけるよう前回より期限を延長しております。

■ご提出方法(前回から変更はございません)
1.ウェブ版(MCDRS)を日常的に使われている場合
症例ごとに「本登録」が必要です。今回の登録対象症例すべてが「本登録」になりましたらご提出は完了となります。

2.FileMaker版を日常的に使われている場合
FileMakerに登録されている今回の登録対象症例すべてが「complete」 になり次第、FileMakerよりデータを出力いただき、ウェブ版(MCDRS)へのインポートが完了しましたらご提出となります。

3.データファイル(CSV)を作成される場合
所定のフォーマットでデータファイルを作成いただき、ウェブ版MCDRS)へのインポートが完了しましたらご提出となります。

■改正倫理指針への対応
平成29年3月8日に改正・公布(5月30日施行)された、人を対象とする医学系研究に関する倫理指針に基づき、日本脳卒中データバンク事務局へデータ提供を行う場合には、各ご施設の機関長の許可が必要となります。

1.施設にて倫理委審査を受けている場合
承認書の写しをPDFファイルにてご提出下さい。

※既にご提出いただいている場合は不要です。

2.施設にて倫理委審査を受けていない場合
『他の研究機関への既存試料・情報の提供に関する届出書』 の写しをPDFファイルにてご提出下さい。
用紙をお持ちでない場合は事務局までご一報下さいますようお願いいたします。
※既にご提出いただいている場合は不要です。

2)2020年症例の登録(バージョン2.0)に関して

新システム運用開始より3年が経過し登録項目の見直しが検討され、本年3月の日本脳卒中データバンク運営委員会にて登録項目バージョン2.0が決定されました。この改訂で、脳梗塞とTIAは別々にご登録いただくこととなります。TIAは日本脳卒中学会の下記の定義に基づいてご登録をお願いいたします。

TIA定義(日本脳卒中学会 2019.10.12)
局所脳または網膜の虚血に起因する神経機能障害の一過性のエピソードであり、急性梗塞の所見がないもの。神経機能障害のエピソードは、長くとも24時間以内に消失すること。

この他に発症時情報の簡潔化、CT/MRIの撮像日時の追加等がございます。登録項目改訂に伴う登録システム(ver2.0)のリリースは、ウェブ版・FileMaker版ともに、2020年1月9日(木)を予定しております。詳細をお知りになりたい方は事務局までご一報下さいますようお願いいたします。

皆様の多大なご尽力に感謝申し上げますとともに、今後ともデータバンク事業へのご協力を心よりお願い申し上げます。

日本脳卒中データバンク事業
事務局

(2019年12月23日更新)